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落ち着いたグレーの外観で、扉を開くとギャラリーのような洗練された空間が広がっている。
「Shin saka bashi Books」のオーナーは、本は老若男女が気軽に楽しめるものであり、あらゆる人に開かれた文化資本だと捉え、ここを文化の引き継ぐ場所にしたいと考えた。
さまざまな人の人生に出合うというコンセプトを基に、知り合いなどを通して15人に選書を依頼。「人生で影響を受けた10冊」を選んでもらった。黄色のパネルには名前とプロフィール、本を選んだ理由が書かれている。名前を見ると、そうそうたるメンバーで驚く。
現在の選者は、彫刻家の名和晃平、エッセイストの平松洋子、BEAMS DIRECTORS BANKのクリエーティブディレクター・南雲浩二郎、写真家の石川直樹、辻調理師専門学校校長の辻芳樹、文筆家の若菜晃子、編集者の岡本仁など。棚にはその人にまつわる雑貨も置かれていて、ほっこりする。
写真家の石川は、「なぜ人は旅をするのか?」「なぜ放浪するのか?」という問いにヒントを与えてくれる本をチョイス。10冊の選書を見ていると、その人の思想や哲学、葛藤の様子が感じられ、人生を丸ごと見せてもらったような気持ちになる。
選書本以外では、オーナーが選んだ自然・食・哲学関連の本が置かれている。じっくり読みたい人は、奥のカウンター席で読むことも可能だ。
本と出合うことで、刺激を受けたり、見え方が変わったり、感動したり、元気になったり。店主一同、そんな機会を提供する場であり続けたいと願っている。
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